「CITON」は紙でできたピクニックシートです。
越前和紙の加工技術を活かし、紙でありながら丈夫で水に強く、ふんわりとした座り心地が特徴です。 どんな場所にも寄り添うやさしい色合いで、お出かけシーンを彩ります。
1500年以上の歴史がある越前和紙の産地で、和紙の加工を専門に行う清水紙工。創業以来培ってきた多種多様な技術を活かし、紙のピクニックシート「CITON」が誕生しました。
つくる人、使う人、そして産地や環境にもやさしい“social good”な紙の価値を追求した「CITON」は、紙の新たな魅力を知るきっかけとなるプロダクトです。
「CITON」は紙ならではの風合いと、手揉みによるふんわりとした座り心地、さらに紙の弱点である水や汚れにも強く、高い耐久性を実現しました。優しい色合いの3色展開で、山や海、公園、まちなかなど、どんなシーンにもなじみます。
濡れた場所でも水がしみこみにくく、さっと拭くだけでお手入れ簡単。専用の袋付きで長くご愛用いただけます。
1500年以上の歴史がある越前和紙の産地で、和紙の加工を専門に行う清水紙工。創業以来培ってきた多種多様な技術を活かし、自然素材である紙のピクニックシートが誕生しました。
こんにゃく芋を成分とした「こんにゃくのり」を紙に塗ることで、紙本来の表情を損なうことなく高い強度と耐水性を兼ね備えます。
こんにゃく引きに加え撥水コーティングを施すことにより、水や汚れにも強いのもポイント。誤って飲み物をこぼしても安心です。
伝統的な技術で手揉みした紙はふんわりとした肌ざわり。さらに紙を4重に重ねることでやわらかいクッション性を実現しています。
自然由来の紙でできた、水や汚れに強いピクニックシート。
海、山、公園、まちなかなど、どんな場所にもなじむ3色のカラーをご用意しています。
伝統工芸の衰退や地球環境の変化などさまざまな要因によって、今、ものづくりのあり方が問われています。デジタルの普及が進むとともに紙に求められる役割も大きく変化するなか、紙を扱う私たちにはどんな価値が提供できるのかを常に考え続けています。
「Paper for good」プロジェクトでは、従来の「機能性」だけでなく、伝統や技術、環境、テクノロジーなどあらゆる視点から紙の可能性を追求。“social good”な価値を持つ紙を世の中に発信していきます。
越前和紙の産地、福井県越前市今立エリア。なかでも大滝町、岩本町、不老町、定友町、新在家町からなる五箇地区には、まちを流れる岡本川を中心に、今も多くの和紙業者が軒を連ねています。約1500年の歴史がある越前和紙は、室町時代は公家や武士の奉書紙として使用され、江戸時代には日本一の紙の証である「御上天下一」の印が押されていたなど、品質の高さには昔から定評がありました。
現在も約300人の紙漉き職人がいる一大産地で、長い伝統を脈々と受け継ぎながらも、独自の技術を追求し続けています。産地全体で常に新しい取り組みに挑戦することに余念がなく、時代のニーズに合った和紙を世に送り出しています。
近年、地球を取り巻く環境は、温暖化に伴う気候変動や資源の濫用、マイクロプラスチックによる海洋汚染など、深刻な状況になりつつあります。そんな中、紙をはじめとした再生可能な資源の活用は、持続可能な社会の実現に欠かせない重要なミッションの一つです。
日本で1500年以上にわたり、人々の暮らしのなかで親しまれてきた和紙は、まさに今の時代にこそ求められる素材。私たち清水紙工はこれまで培ってきた和紙の加工技術を通して新しい機能や用途に挑戦し、“social good”なものづくりを通して紙の可能性を広げていきます。